名探偵浅見光彦の住む街ミステリーウォーク2016



面白味に欠ける毎日を過ごしています。
というわけで「名探偵浅見光彦の住む街ミステリーウォーク2016セピア色の想い出を探して」にいってきました。これは西ヶ原周辺のあちこちに隠れているキーワードを歩いて集めるウオークラリーです。
ちなみに西ヶ原というのは、都内の地下鉄で最も不人気な(利用者の少ない)駅として知られています。さらに言うと、その次に不人気な駅の近くに、僕は住んでいるという噂があります。だから「どこに住んでいるの?」と訊かれて「○○」と正直に答えると、ほぼ間違いなく相手から「??」という顔をされて面倒なので、でたらめに答えるようにしています。すると「だったら、いつも△△線で通っているの?」と続けて質問されるので、「実はさっきの○○というのは嘘で……」ともっと面倒な答えをしなければならなくなります。お願いだから、僕に「どこに住んでいるの?」と訊かないでください。
それはさておき。
ウオークラリーですが、短編小説みたいなものが書かれている手帳を駒込駅で入手しました。手帳には18か所にわたり伏字みたいなものがあるので、町歩きにより相当するキーワードを拾い集めます。脳味噌は一切使いません。僕は約90分間かけて駒込から王子まで歩き、すべてのキーワードを集め終えました。無料なので、暇潰しにはいいと思います。ただ、面白いかと訊かれると、たぶん……。町歩きに適した土地であれば散策の楽しみも味わえると思いますが、西ヶ原は伊達に「都内の地下鉄で最も不人気な駅」の称号を授かっているわけではありません。
イベントはあと2週間ほど開催されるようです。


このグラフは僕がこれまでにふるさと納税を利用した自治体の延べ数です。文字どおりの西高東低です。地域を狙って寄付しているわけではありません。僕にとって東日本は、産直品に魅力のない地域ということになります。
僕は果物が大好きである。果物は温暖な地域のほうがよく取れる。だから西日本に集中する――という論法はハズレてはないと思いますが、それだけでは説明がつきません。やはり東日本のほうが殿様商売をしているように感じられます。
例えば、僕の住んでいる自治体(関東地方)では、タダでもらえたとしてもいらないような商品(お礼の品)しか用意していません。同区にはいくつかの一部上場企業が本社組織を置いているので、そういう会社とタイアップするなど工夫の余地はあるはずです。
東北地方にはなんとなく甘えが感じられます。他の地域と比較して割高でも寄付を集められるだろう、みたいな。
ちなみに、先日僕が申し込んだとある自治体の商品は、手元に届くのが1年後であるにもかかわらず、一瞬のうちにソールドアウトになりました。これは九州の某自治体です。

最近、ネットゲームをやりました。5年ぶりくらいです。
感想は……つまらなかったです。勝手のわかっているゲームにもかかわらずです。
どうしてつまらないと感じるのか、真剣に考えてみました。
一番の理由は「暗黙のルールの存在」のように感じました。いわゆるネチケットです。対戦型(協同型)のネットゲームの場合、誰もが気持ちよくプレイできるように、暗黙のルールが決められています。暗黙のルールの必要性についてある程度わかっているつもりですが、このウエイトが高いために形振り構わずプレイできないように感じます。謎解きゲームと呼ばれるオフライン協同型のゲームに対してさほど面白味を感じないのも、この辺に由来しそうです。
スポーツやギャンブルが楽しいと感じるのは、決められた制限下で全力を尽くすからではないでしょうか。制限がアバウトで、そのために用意された暗黙のルールの存在がゲーム本来の魅力を削いでしまっています。