きっちり推理パズル

● お知らせ ●
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4ヶ月ぶりにパズルの新作を発表しました。今月ニコリから発売される「きっちり推理パズル」です。
パズルに詳しくない人にパズルのことを的確に説明するのはなかなか困難ですが、マトリックス形式の推理パズルばかり集めたパズル作品集です。16問目の「ほんとにおいしかったの?」というパズルが僕の作品です。
僕は非マトリックス形式の推理パズルのスペシャリストで、このジャンルに関しては、控えめに言って「世界でもトップクラスの実力」と自負しています。
ところがマトリックス形式の推理パズルとなるとからっきしで、ほとんど作ったことがありません。とにかく独創性で勝負できるジャンルでないと、僕の持ち味は出せないので……。
マトリックス形式の推理パズルが得意なら、マトリックス形式の推理パズルも作れるはずだという連想からでしょうが、今回マトリックス形式の推理パズルの作成依頼がきて、しばし悩みました。ん、作れるのかな……と。しかし頂いた依頼を断わるという選択肢は僕にはなく、頑張って拵えました。
パズル作家としてデビューしたのが22年前。当時は色々な意味で人生に手詰まり感があり、パズルだったら打開のきっかけになるのではないかと可能性に賭けて、この世界に飛び込みました。以来、休むことなくコンスタントにパズル作品を発表し、現在に至ります。
継続は力なり。パズルについてはライフワークとして今後も地道に活動を続けていくでしょう。

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千駄木まで出かけました。古本屋にいき、2冊の古本を購入しました。
1冊が「極限推理コロシアム」、もう1冊が「箱の中の天国と地獄」です。
おそらくどちらも現在絶版のため、古本屋で取り寄せを行なわざるを得ませんでした。なんのため? ちょっとしたプランがあってのことです。
僕くらいの年齢になると人生をどう畳むかということに、皆さん、真剣に向き合うようです。同世代の知り合いにも早期リタイアした人がいっぱいいます。愚かな判断です。
今の僕には人生を畳もうなどという考えはまったくありません。今年、東芝デジタルソリューションズという「泥船」をリストラされて、強制的に人生がリセットされました。あのリセットで完全にギアが入りました。
なにごとにおいてもチャレンジするなら、今しかないな!みたいな。
多少無茶だと思えることに突き進むことができるか否か……。ここが人生の明暗を分けるように思えます。