株主優待062:はるやまホールディングス/なぜ君は総理大臣になれないのか

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映画鑑賞の株主優待券がとにかくダブついているので、映画鑑賞の日としました。
口コミ評価の高い「なぜ君は総理大臣になれないのか」を選びました。妻の反対を押し切って。
僕の経験上、口コミ評価の高い映画が面白いとは限らないが、口コミ評価の低い映画は絶対に面白くないものです。対抗馬がなく、株主優待券が余っている以上、この映画しかないと判断しました。
いったのは有楽町のヒューマントラスト。予想に反して満席でした。もっとも今はコロナウイルス対策とやらで、半分の座席が使用禁止となっている所為もあります。
ドキュメンタリー映画でした。
高い志しを持って政治家になった人が、志しのない政治家に成り下がるまでの軌跡を描いた作品です。
なぜ多くの政治家がああいう風にダメな政治家になってしまうのだろう、という素朴な疑問に映画が答えてくれます。
組織の上に立つ多くの人のモチベーションの源泉は、周りの人の期待に応えたいということです。僕自身も組織のリーダーを任されているので、痛感します。
部長としての僕は社内で色々な企画を立ち上げ、それを遂行することを周りから期待されている……と自分では解釈しています。だからとにかく全うし期待に応えようと努めています。
一方、映画の主人公である彼はどうなのか?
映画では、彼の当選のために両親や子供達が懸命に選挙運動を展開する姿が映し出されます。彼にとって周りの人の期待に応えることとは、すなわち選挙で当選することに他なりません。周りの人の期待に応えることを優先してきた結果、彼は毎度毎度の選挙戦で勝ち抜くことを目的化するようになった……と僕には見えました。だから今ではすっかり中身のない政治家に成り下がってしまったわけです。本人はそのことに気がついているのか気がついていないのか、映画では知る由もありません。
エンターテインメントとして面白い映画だとは思いませんが、興味深く感じました。
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評価は3.5とします。割かしよかったという評価です。4.0でもいいかもしれません。ドキュメンタリーにそうそうハズレはありません。人それぞれ色々な人生があると感じさせられます。あれほど反対していた妻も「割と面白かった」と言っていました。
料金を払ってまで鑑賞する映画ではないかもしれませんが、僕みたいにタダなら鑑賞して損はない映画でした。本来の僕なら絶対に鑑賞しない映画に出会えるのが、株主優待の大きな魅力です。

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今年62個目の株主優待をもらいました。
はるやまホールディングス
6,000円の商品まで購入可能なネクタイ、またはワイシャツとの引換券です。ワイシャツと引き換えるつもりです。
都心にはるやまの店舗がほとんどなく、品揃えもよくないため、前回はPSFAを利用しました。PSFAはとても魅力的なデザインのワイシャツがいっぱいありますが、残念なことに決まったサイズのワイシャツしか用意されていません。僕は特殊な体形なので……首が細いので悩みましたが、今は首のサイズを気にせずにワイシャツを買い、着ています。どっちみちほとんどネクタイを締めないので、首のサイズがどうとか関係ないかなと。
あとPSFAのワイシャツは生地がとても立派です。他のワイシャツとは着心地が違います。
僕は先日、別の株主優待でワイシャツを手に入れたばかりなので、今回の株主優待券で誰のワイシャツを購入するのか、悩みどころです。でもPSFAのワイシャツはデザインが魅力的なので、僕が買おうかな……。
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2020年の株主優待時価総額:231,913円

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そして僕は今、ただひた向きにコンテストハンティングを追究しています。結果が出ようと出まいと自分を信じて邁進するのみです。
これーー希望があろうとなかろうとやり抜くことができるのが、僕の強みのひとつだと分析します。