心の傷を癒すということ

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最近、休日にただゴロゴロするだけで、もう少し建設的な過ごし方ができないかと自問自答しています。
今日は株主優待券を利用して、映画鑑賞にいきました。
「心の傷を癒すということ」を鑑賞しました。
神戸の震災の最中に活躍した精神科医のノンフィクションドラマです。
ノンフィクション作品ならではのよさは認めますが、偽善に満ちていて、僕の好みではありませんでした。
僕自身が過去に鬱病を患い、複数の精神科医の診察を受けたことがあります。精神科医っていったいなにをする人なのか? 僕なりの結論が、
(1)会社を休む口実となる診断書を書く。
(2)一時凌ぎの薬を処方する。ただしその薬は副作用を伴う場合が多い。
(3)患者の話に耳を傾ける。
です。僕は(1)の目的のためだけに精神科医を利用していました。実際、僕が罹患したときも会社を1ヶ月休業することで、復調しました。
しかしこの映画の精神科医は(3)に注力しているようです。(3)なら精神科医よりも占い師や宗教家のほうが役割として適切ではないか、というのが僕の持論です。(3)みたいなことって、医者やカウンセラーみたいな頭でっかちにはなかなか務まりません。
だから偽善だという感想になります。
いずれにしても、僕の映画に対する評価は、3.0かな。