我が家の教育方針論

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「大学の8割「学生のメンタルケアが課題」友人関係の希薄化を懸念」のネット記事より。
僕も危惧しています。
通常授業が再開されないために、課外活動が思うようにできず、学生生活をまともに送れていない大学生が相当数いるように感じられます。大学が本来やるべきことを放棄し、まともに授業を再開しないのが悪いわけで、それを大学生の自己責任で片づけてしまうのは乱暴でしょう。ただ結果的に自己責任になってしまうのでしょうね。
ちなみに我が家にも大学生がいます。いますが、アルバイトやらサークル活動やら他にもなんとやらで充実した毎日を過ごしているようです。このような状況に順応しなければならないから順応した結果でしょうが、頼もしく見守っています。
我が家では子供達に「サバイバル能力に長けた人間になってもらいたい」という教育方針で臨んでいます。勉強はそのための手段のひとつに過ぎないと位置づけています。勉強(偏差値の高い学校にいくこと)を目的としてしまっている家庭が多いようですが、そこは他の家庭と少し違います。子供達を地元の公立中学に通わせたのも、劣悪な環境でサバイバル能力を身につけてもらいたいという理由です。例えば、変な生徒との距離の取り方とか、いじめに対する身の施し方とか。資本主義で自己責任が加速する現代社会において、理に適った教育方針ですよね。学校で上手くやれないようでは、社会に出て上手くやれるはずがありません。
長男と次男とでまったくタイプが異なりますが、どんな流儀でも構わないので引き続き逞しく育ってもらいたいものです。

*追伸 2021.09.22*
別の記事に対するコメントで、僕と似た意見を見かけました。
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ただ彼の意見に対して「いいね」よりも「bad」のほうが多くついています。違うんだよな。