56歳での再就職

立憲民主党江田憲司経済政策担当が「NISAに課税する」と主張して炎上していますね。
NISAがなにかを知らないのでしょうね。経済政策担当でNISAを知らないって、八百屋でトマトを知らないのと同じレベルですよ?
いつもながら、立憲民主党の頭の悪さはブラックジョークにもなりませんね。

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今月の最終ウイークデー。土日が明けたら、新たな仕事に就きます。数ヶ月間続いた無職生活ともおさらばです。
再就職します。
世間では、50歳での再就職は非常に厳しいと言われています。yahoo知恵袋でも、

「Q:50歳の再就職。私の父親は、4月に会社都合で失業しました。それからハローワークに通っていますが、なかなか仕事が見付かりません。唯一見つかった場所も経験者でありながら書類選考で不採用。やはりこの年では無理でしょうか?」
「A:私自身も4月に職を失いました、年齢も52歳です。新聞の求人欄にこれはと思う、記事が載っていたので応募してみました。条件は悪いですが今月より、社会復帰を果たしました。私も数多くの不採用通知を受け取った日はとことん落ち込みましたし、家族には平気な顔で対応してましたが、非常に辛い思いをしました。」

「Q:50歳です。再就職できないのですが、すでに20数社応募しても不採用ばかりです。失業手当も切れてハローワークでも難しいと言われ、まったく先が見えずもうどうしていいか方策がないです。ご意見聞かせていただけたら幸いです。」
「A:再就職は大変です。特に50歳を超えると正社員での雇用は諦めざるを得ません。」

「Q:50歳男性転職について相談です。50歳で転職をされた方、転職した方が身近にいる方、どのような仕事につきましたか?シニア転職で大変なことはなんでしょうか?」
「A:50代で昨年転職しました。昨年大手系に入れました。60社応募して面接12社内定6社の成績でした。年収の相場は何かもってれば300万弱、何もなければ250万以下です。文系事務職だと250万程度の工場派遣とか配送がせいぜい。」

「Q:50歳で転職して正社員採用は恵まれていると思いますか?」
「A:不況の今の時代だと恵まれていると思いますね。」

「Q:50代での転職で、「正社員」は厳しいでしょうか・・・!?」
「A:よほどのスキルがなければ厳しいです。あなたが人を雇う側になって考えてみれば分かると思います。」

みたいなネガティブな悩み相談で溢れています。いずれもベストアンサーで、これです。50歳でまともな再就職は無理というのが、我が国での常識です。
ましてや僕は50歳どころか56歳。果たして再就職できるのか?という疑問を抱えながら、転職活動を行いました。
しかも僕の場合、


〇前の会社を退職してから転職活動を始めた。

という最悪のシチュエーションです。
前の会社の退職理由は「会社の経営方針に反対だったから」。事業部長というポジションで会社の経営方針に真っ向から反対したら、会社にはいられません。でも明らかに理に適わないことに従うのは真っ平です。
プー太郎になってしまったわけですが、心の中では「yahoo知恵袋はダメな事例であって、再就職なんてなんとかなるんじゃね?」と思っていました。僕自身、前の会社で採用担当を兼務していたので、自分の市場価値は漠然とながら想像できていました。

結果は、


〇転職活動にあたって応募した企業は1社。その1社で採用をもらった。すなわち転職活動の戦績は1勝無敗。
ハローワーク、転職サイト、転職エージェントは一切利用しなかった。コネも利用していない。意中の企業にダイレクトにアタックした。
〇会社の規模や業績など、すべての点で前の会社よりも今度の会社のほうが勝っている。
〇職種は今までと同様、IT系。
〇正社員での採用。
〇待遇に関して申し分なし。

でした。
まだ入社していないので断言はできませんが、今回のタイミングでの転職の判断は大正解でした。
従ってさきほどの問い「56歳。果たして再就職できるのか?」に対して「56歳での再就職は決して厳しくありません」と言わざるを得ません。
もっと噛み砕いて言うならば、40歳での再就職でも、56歳での再就職でもさほど違いはない気がしています。56歳で苦戦する人はそもそも40歳でも苦戦するんじゃね、みたいな。

で。
採用されるコツ?


(1)自分の強みを自分で把握していること。
(2)自分の強みを必要としている企業を狙うこと。

でしょうか。おそらくこれに尽きます。
転職サイトを利用して片っ端から応募している人って、(1)も(2)も蔑ろにしていますよね。目の前にぶら下げられたいくつかのニンジンの中から、なんとなくよさげなものを選ぼうとしていませんか? それでは上手くいきません。自分が「ここならきっと輝けるはずだ」という会社を自力で調べ、見つけ、売り込むのが王道だと僕は思います。
もっとも(1)は強みがなければ把握もできません。当たり前です。まずは日頃からの切磋琢磨です。
ITエンジニアで強みっていうと、すぐにプログラミング経験を想像しがちです。別に他の人と同じ土俵で相撲をとる必要はありません。あなたならではの強みがあればいいのです。
あと僕ですら、前の会社を辞めてから次の会社に就職するまでに3ヶ月前後かかりました。「急いで次の就職先を決めなきゃ」と焦ってもいいことないので、最低でも1年くらい凌げる程度の貯蓄はしておきましょう。特に妻子のいる人は、貯蓄が心許ないと家族に心配をかけると思います。我が家は「あなたの好きにしたら?」みたいな雰囲気でしたが。
これから転職を検討している人のなにかの参考になれば幸いです。
僕も週明けから頑張ります。偉そうなことを言って、すぐにクビチョンパではシャレになりません。「さあ、いくぞ!」みたいな意欲は漲っています。不安はありません。不安に感じたところでなんのメリットもないので、ポジティブなスタンスで働きます。

【2022.01追記】
再就職先の詳細について記載しました。
https://colosseum.hatenablog.jp/entry/2022/01/25/180723