乙種第1類危険物取扱者


去年試験に合格した乙種第1類危険物取扱者の免許を取得できました。これでステータスが「試験合格」から「資格取得」に変わります。資格は取得しなければ(合格しただけでは)価値がない――というのが、僕のスタンスです。

ところで。先日、妻と会話していて。
「あなたがなにを考えているのか理解するのがとても難しい。特に結婚したばかりの頃はまったくわからなかった。最近ようやくわかってきた。でも資格のことだけはいまだにわからない。57歳にもなって積極的に勉強して有言実行で資格を取ってしまうのは凄いことだと思う。私にはとても真似できない。でもなぜ仕事と関係ない資格を取るの? 使わない資格を集めて、どんな意味があるの?」
と言われました。
夫婦でも、いくら説明してもなかなかわかってもらえません(笑)。
「マラソンみたいなものじゃないかな」と返答したら、ようやく納得してもらえました。
「なるほど。マラソンする人って多いけれど、あれも他人から見れば、どうしてあんなにつらいことやれるの、と思ってしまうものね」と。
ただ自分で言っておきながら、資格とマラソンは全然別物だと思います。彼女に納得してもらうために、とりあえず言ってみただけで。
57歳の男性がマラソンに挑戦して優勝する(結果を出す)ことは実質不可能ですが、57歳の男性が難関国家資格に挑戦して取得する(結果を出す)ことは実現可能です。僕がつらいことに堪えられるのは、是が非でも結果を出すという信念があるため。結果を出せないとはじめからわかっていることに挑戦できるランナーの気持ちは、僕にはわかりません。
結局のところ。
自分が「得体の知れないなにか」であることを立証したい――という欲望の表れかもしれません。
誰かに認めてもらいたいわけではなく、ただ自分で折り合いをつけたいのです。
そのために難関国家資格に挑もうとしていて、たまたま今回は仕事と無関係な資格だったというだけ。そして今回は前哨戦みたいな位置づけです。「自分が得体の知れないなにかであることを立証したい」が最終目的なので、仕事と関係あるかどうかは判断のバロメータになりません。
これを妻に理解してもらうのに、あと何年かかることやら。

保有国家資格>

保有国家資格は以下のとおりになりました。
Noの欄に「◇」と入れているのは、試験に合格のみの資格(保有とみなされない資格)。
Noの欄に「・」と入れているのは、他に取得している資格の完全下位互換資格。

No 取得年 資格名 難易度
01 1987年 普通自動車第一種運転
02 1987年 中型自動二輪車運転
 ・ 1988年 第二種情報処理技術者
03 1992年 第一種情報処理技術者
04 2000年 ネットワークスペシャリスト
05 2000年 プロジェクトマネージャ 特A
06 2000年 甲種火薬類取扱保安責任者
07 2000年 一般旅行業務取扱主任者
08 2001年 システム監査技術者 特A
09 2002年 テクニカルエンジニア(システム管理) 特A
 ・ 2003年 デジタル第1種工事担任者
10 2003年 アナログデジタル総合種工事担任者
2004年 技術士補(経営工学部門)
11 2004年 情報セキュリティアドミニストレータ
12 2010年 データベーススペシャリスト
13 2011年 情報セキュリティスペシャリスト
◇・ 2016年 DD第1種工事担任者
14 2016年 AIDD総合種工事担任者
15 2022年 情報セキュリティマネジメント
16 2022年 乙種第4類危険物取扱者
17 2023年 乙種第1類危険物取扱者