本屋迷宮からの脱出



体調最悪。こういうときにどのような過ごし方がよいのか、いつも迷います。今日は最終的に「遊びにいく」という選択にしました。今の僕にとって「遊びにいく」という行為は実はただの苦痛です。それでも無理にでも気分転換を図るのがよいと判断し、あえてこれを。
雨の中、訪れたのは、神保町にある書泉グランデです。ここでは現在「本屋迷宮からの脱出」というイベントが開催されています。
本屋に入ると、店内は客でいっぱい。しかもほとんどの客が「本屋迷宮」を手にしています。僕も1冊購入。1,050円です。この本に従って店内を歩き、謎解きをするという趣向です。ちなみに僕はこの手のイベントに参加するのははじめてです。
最初はとにかく手がかりを集めるという作業、次に手がかりを集めながら考えるという作業があります。そして最後にこれまでに集めたあらゆる手がかりをもとに思考するという作業が待っています。僕は最後のステップでつまずき、不正解に終わりました。このゲームのお約束がそもそもわかっておらず、不甲斐ないです。
全体的に、暗号解読スタンプラリーといった印象のゲームでした。「世界一危険な推理小説」と聞いていたので、自分が本屋に閉じ込められた感覚を味わえるゲームを勝手に想像していたのですが、そういう雰囲気ではありませんでした。自分の趣味とはちょっと違ったなという思いもありますが、思ったより楽しめました。少なくともゲームに参加している間、体調のことを忘れられたので。なお、所要時間は2時間30分ほどでした。
これだったら、文化祭とかショッピングセンターとか色々な場所で応用できそうです。損得にこだわらないので、ライターとして参加してみたいな。