今年114個目の株主優待をもらいました。かんなん丸(7585)です。
いくつかの商品群から株主優待を選べます。肉より魚が好きな僕が選んだのは、漬け魚バラエティ6枚セットです。
#銀たら本粕漬
#本目抜本粕漬
#宮城味噌たらこ
#銀ヒラス西京漬
#キングサーモン西京漬
#宮城味噌帆立
でした。こういう株主優待はマジで好きです。我が家は家族4人なので、1人につき1、2種類しか食べられないのが玉に瑕です。
昨日の肉と今日の魚で冷凍庫は満杯になりました。
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今日は池袋へウインドウショッピングに出かけたくらいです。特に欲しいものに出会うことはなく、なにも買わずに帰りました。
買い物依存症と対極的な位置にいます。
唯一した買い物が「ランチ」です。ガストでハンバーグステーキを食べましたが、これとて株主優待です。
帰りに銀だこでたこ焼きをお土産に買いましたが、これとて株主優待です。
株主優待生活を満喫しています。
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アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 大人の発達障害を考える (こころライブラリー)
- 作者: 米田衆介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 19回
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最近自分探しのため、アスペルガー症候群に関する情報収集に努めています。今日読んだのが「アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか?」。
理解できるようで理解できない本でした。
本書によれば、アスペルガー患者は類推することができないので、他人の曖昧な指示を理解することができない、と。だからまともに仕事ができない。
ところが、一部のIQの高い患者は知識や推論など他の方法で迂回して解決する。いわば「代替」行為により、結論は健常者と同じという帳尻合わせをしている、と。そんな内容が書かれていました。
おそらくこれは僕の社会生活の営み方を端的に表現しています。他の人と思考回路が大きく異なるらしいことは子供の頃から感じていました。
この仮定を裏づけるため、IQを改めて測りたくなり、某ネットサイトで簡易測定して気がついたことがあります。10問の知能テストが出題され、正答数に応じてIQを測定する仕組みでしたが、実は僕は10問のうち前半の6問しかわかりませんでした。ところが結果は全問正解でした。いわゆる当てずっぽうで乗り切ったのです。
推論が正しければ、脳の機能が「普通」と異なる僕は社会で生き残るため、当てずっぽうを高確率で当てていくスキルを身につけることで帳尻合わせを行なっているのです。
ただ僕が一番知りたい「僕はいったいアスペルガー症候群なのかどうか? 仮にアスペルガー症候群であるならば、僕は軽症だから社会生活をあたかも普通に営めているのか? それとも高いIQによって重い障害をカモフラージュしている状態なのか?」について答えを得ることができませんでした。
僕は以前、鬱病にかかったことがあります。仕事上の高負荷が原因でしたが、単に標準的な人よりストレス耐性が少し低いためだと受け止めていました。今までは。
もしも「高いIQによって重い障害をカモフラージュしている状態」だとしたら、この解釈が誤っていることになります。重い障害をカモフラージュするために、常態的に精神的に負荷をかけていることになるので、高時間残業により健常者の比ではないMAX荷重を受けて潰れた、という仮説を組み立てることができます。
またそもそもIQの定義に疑問を覚えました。先程の簡易測定で6割しか答えのわからない姿が僕の真のIQなのか、結果として全問正解してしまう姿が僕の真のIQなのか? おそらくIQという概念が破綻しているのです。
自分を知るためには専門の医療機関を利用するしかありません。しかし適切に指弾できる医療機関が全国で僅かなこと、そのためにどこも予約がいっぱいみたいなこと……。
そして仮に自分が重度のアスペルガー症候群と診断されたところで治療法が存在しないこと。できるのは社会生活を営むためのリハビリテーションに限られますが、僕はこれを必要としません。なぜなら僕は社会で生き残るために帳尻合わせというスキルを体得しているようなので、リハビリテーションなどしゃらくさいのです。
結局、もどかしさを募らせたに過ぎない1冊でした。
もっと早い段階で自分がアスペルガー症候群である可能性を認識していたら、こんなに苦労しなくて済んだように思いますし、その苦労が実になって今があるようにも思いますし。
……個人的な備忘録です。