グノシーQクイズマイスター/雑記:アスペルガー症候群

53年間生きてきて、昨日はじめて自分がアスペルガー症候群らしいと気がつきました。社会人として立派に(?)やってきたつもりなので、まさか自分が障害を持っているとは予想だにしませんでした。
けれども、自分がアスペルガー症候群だと仮定すると、納得できる部分がとても多いのです。ニュアンスや暗黙のルールを感じ取るのが苦手なところとか。雑談が苦手なところとか。他人の心情を汲み取ることができないところとか。0か1かの極端な思考をするところとか。自己肯定感が極端に低いところとか。
もっとも経験則に基づき適宜補正することで、あたかも健常者のように装うことができます。上手くカモフラージュしているだけで、実は重度のアスペルガー症候群かもしれません。
機会があれば、専門の医療機関でちゃんと診察を受けてみたいです。そして診断結果に納得できれば、はじめて自分を肯定できるように思えます。
今はそれが僕の叶わない夢かな。

6月から僕は生放送のクイズアプリで毎晩遊んでいます。そのひとつがグノシーQです。毎日10問のクイズが出題され、全問正解すると正解者数に応じて賞金(アマゾンポイント)をもらえるという視聴者参加型のクイズ番組です。
先日、グノシーが職探しのインディードとタイアップして、クイズマイスターなる職を募集しました。クイズマイスターに選ばれると、自身の作った渾身の1問(クイズ)に対して3万円の対価が支払われるというビッグな企画です。
ご存知のとおり、僕はパズルやクイズなどの作品を作るのが大好きです。こういうチャンスがあれば、と密かに待っていたところに訪れたチャンスでした。もちろん僕がこの企画に応募しないはずがありません。
応募者は1,500名を超えたそうで、クイズマイスターとして採用されるのはこのうちの3名と狭き門でした。
先日、グノシーより連絡があり、見事クイズマイスターに採用されました。なにより嬉しかったです。
なぜ競争率500倍以上の狭き門を通ることができたのか?
努力もあるし、運もありました。努力に関しては7月以降、コンスタントにクイズを投稿していました。これが運と相俟っていい結果に結びつきました。
人生で成功するのに、運のウエイトは大きいです。今回も然り。しかし努力あっての運だと僕は思います。
そして今日、クイズマイスターとして僕が提供したクイズが番組で放送されました。契約の絡みもあり、問題の具体的な内容について差し控えますが、自分としては自信作のつもりです。ジャンルは植物です。
今日のラスト問題として登場し、
正解を選んだ解答者数:293名
誤解(1)を選んだ解答者数:81名
誤解(2)を選んだ解答者数:183名
といった結果でした。64%の視聴者に正解されてしまったことになります。もっと正解者を振り落とせると目論んでいましたが、博識の方が多くてなかなか思惑どおりにはいきませんでした。あるいは問題としてストレート過ぎたのかもしれません。
これで僕のクイズマイスターとしての役目はおしまいです。けれども折角こうして採用してもらったわけですし、今後もコンスタントにクイズを投稿し、微力ながら番組に貢献できればなによりです。
どうもありがとうございました。