雑記:半世界

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マツタケ株主優待を利用して映画鑑賞へ埼玉県まで繰り出しました。

前回に続いて今回も邦画を選びました。昨日封切りの「半世界」です。

邦画にありがちなテーマのぼやけた作品でした。主人公達の日常を切り取り、雰囲気だけでグイグイと押す映画です。解釈は皆様のご自由に、みたいな。

僕は推理小説家だったこともあり、起承転結のはっきりしないこの類の作風を好みません。しかし年齢の所為か、最近はそれもやむなしと思うようになりました。

さらに言えば、主演男優が役柄にミスマッチなところがやや残念でした。逆に、脇役達の演技が光っていました。

作中で、子供が親の跡を継ぐ話がクローズアップされます。僕はここに無性に惹かれました。なにゆえに、どのように惹かれたのかは詳しくここで書きませんが、僕にとっては感慨深いエピソードでした。

地味ながらなにげによかった映画です。

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評価は4.5かな?

前回鑑賞したデイアンドナイトもまずまずでしたが、こっちのほうが無理なく物語が展開し、親近感の湧く内容でもありました。

こうして見ると、邦画(アニメを除く)って安定感があっていいですね。映画の魅力を教えてくれた株主優待に感謝しています。