情報セキュリティスペシャリスト

10月16日、情報セキュリティスペシャリストを受験しました。試験会場は文京区にある郁文館高校。で、その試験の合格発表が本日、インターネット上でありました。
情報セキュリティスペシャリストとは、国家資格(国家試験)である情報処理技術者のひとつです。合格率は15%程度で、理系の難関国家資格のひとつに挙げられます。
僕は、
第二種情報処理技術者(1988)
第一種情報処理技術者(1992)
ネットワークスペシャリスト(2000)
プロジェクトマネージャ(2000)
システム監査技術者(2001)
テクニカルエンジニア−システム管理−(2002)
情報セキュリティアドミニストレータ(2003)
データベーススペシャリスト(2010)
と、情報処理技術者の資格は8冠です。今回は9冠目の挑戦です。
これだけ資格を持っていればもういらないだろ、という気持ちは当然あります。だから、今回の受験にあたり、勉強もいい加減にしかしていません。いわゆる「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」で、落ちたらまた受ければいいじゃん的に。去年のデータベーススペシャリストのときには神戸で一人暮らしをしながら真面目に勉強したものですが、今回は省エネ受験です。
使用した……と言えるほど使用していませんが、翔泳社の「情報処理教科書」を買い、ざっと目を通すくらいのことはやりました。
試験科目は午前1、午前2、午後1、午後2の4科目(それにしても、なんて味気ない科目名なんでしょう!)ですが、僕は午前1で科目免除になりました。去年、データベーススペシャリストに合格したためです。
試験当日の手応えは「あり」でした。なにしろ碌に試験勉強をしていないため、暗記を求められる問題を中心にあちこちで失点している自覚はありましたが、どの科目でも万遍なく点を稼げている印象がありました。試験が終わった時点で「これはもらったな」と心の中で笑ったほどです。
すべての科目で60点に達すれば合格で、結果は、
午前2:68点
午後1:84点
午後2:69点
合格です!! 9冠達成。



今回、努力していないし、合格に至るまでのドラマがなにもないので、合格したところで嬉しさってないんだろうなと予想していましたが、インターネットの合格者受験番号で自分の番号を見つけたときには、嬉しかったです。右手が勝手に踊っていました。狭き門を突破するのって、何度経験していてもやはり嬉しいものです。
お奨めの参考書はありません。僕が使用した参考書は、難解な内容を難解に説明している印象でした。他にもっと適当な参考書があるかもしれませんし、ないかもしれません。ネットワークスペシャリストを先に取得すると、こちらの試験は割かし楽に対応できます。情報セキュリティスペシャリストネットワークスペシャリストはキャラが被っているので。
今後の資格取得計画については、白紙です。狙うとしたら、たぶん国家資格ですが……。今、これといって欲しいものはありません。なにより他にやらなければならないことが山ほどあり、今は資格取得にかまけていられません。
来年も(来年こそ)素敵な1年にしたいと切に願ってやみません。