マネジメントソリューションズ

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日経平均株価が今日も大幅に下落。
今年3個目の株主優待をもらいました。マネジメントソリューションズです。
ここはギフトカタログから好きな商品を選べるタイプの株主優待です。
我が家は「こだわりソースの煮込みハンバーグ120gx6個」を選びました。3,000円相当です。ハンバーグであれば、昼飯のおかずとして(け)と一緒に食べられるので。ソーセージにしようか迷いましたが、こちらにしました。
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2022年の株主優待時価総額:26,800円

ところで。
なぜ僕はマネジメントソリューションズの株主になったのか?
純粋に「株主優待が欲しかったから」です。優待族なので、当然です。
ところがこの銘柄に関しては、他にも買いたい理由がありました。「成長性が高く、値上がり益が期待できる銘柄だから」です。
同社はPMOの人材提供を主たる事業とするコンサルティングファームです。僕自身、PM、PMOとして長くIT業界に関わってきたので、どのような事業なのかは容易に想像できました。面白い目のつけどころだなと。
東芝デジタルソリューションズに勤めていた頃、「プログラミングのできないプロジェクトマネージャーはいらない」と言われてきました。「その理屈はおかしいだろ。ソフトウェアハウスならいざ知らず、曲がりなりにもSIerを名乗るのであれば」と常々思ってきましたが、東芝デジタルソリューションズの常識と僕の主張には大きな乖離がありました。
もしも僕の考え「SIerならプログラマーよりも、PM、PMOを重宝するべき」が正しいのであれば、まさにそれを具現化している会社がマネジメントソリューションズです。
さっそく指値で買い注文を入れ、数日後には株主になりました。
株価は思惑どおり高値で推移しています。PM、PMO事業が世の中で必要とされていることの証左です。
それにしても、東芝デジタルソリューションズではできないことが、どうしてこの会社で容易に実現できているのかが不思議でなりませんでした。
で。
「マネジメントソリューションズって投資先として魅力だけど、むしろ就職先として魅力だよね」という気持ちに次第に傾いていきました。
具体的に挙げれば、
(1)急成長している。いつか成長が止まるであろうが、転職するなら急成長中の今が旬。
(2)主たる事業が、僕の実務経験とジャストフィットする。
(3)東証一部上場企業。
が主な魅力のポイントです。
もともと僕は新卒で、東芝に就職しました。東芝を就職先に選んだのは、偏に大企業だから。その後、東証一部、二部上場企業の子会社での暮らしを余儀なくされました。大企業好きの僕としては、もう一度、東証一部上場企業で働けるのであれば働いてみたいという思いが心の片隅にずっとありました。
一方、当時勤めていた会社に対してはなんら不満がありませんでした。だから残念ながらマネジメントソリューションズとは縁がなさそう……。
と思っていた矢先。タイミングよく(?)、僕は当時の会社を退職せざるを得ない状況になりました。なぜという経緯はここでは割愛します。
これは本当にジャストタイミングでした。
悩むまでもなく、再就職先としてマネジメントソリューションズに狙いを絞ったのは言うまでもありません。
同社の門戸を叩いたところ、無事内定を頂くことができ、昨年入社しました。56歳という高齢で、東証一部上場企業で採用されるって、まったく予想だにしない展開でした。
現在はプロジェクトマネジメントの支援を担当しています。いわゆるPMOです。僕のこれまでの経験をそのまま活かせる仕事で、待遇もよく満足しています。
それにしても。
凄まじい縁だと感じています。
もしも僕の趣味が株主優待でなかったら、マネジメントソリューションズの存在を知らずに転職活動に臨んでいたでしょう。そしておそらく普通のシステム開発会社、あるいは人材派遣会社への転職を決めたでしょう。自分の持ち味を発揮できない仕事に就き、給料も大幅ダウンを余儀なくされていたでしょう。ブルーな毎日だったに違いありません。
株主優待のおかげで、サラリーマンとして生き生きと働いている今の僕があります。
世の中、なにが幸いするのかわかりません。
僕は単に「運がよかった」のではなく、日頃から「なにがあってもいいように」と様々なことにチャレンジしているから、今回のチャンスを手に入れることができたと確信しています。
例えば、「資格なんて持っていても役に立たない」と言い訳して勉強しないサラリーマンをよく見かけます。確かに資格が直接役に立つ場面は少ないのかもしれませんが、持っていると意外な場面で切り札として働いてくれるものです。
目先の損得に目を奪われず、努力を重ねましょう――という教訓です。
最後に余談。
マネジメントソリューションズに興味のある人がいたら、僕から会社に掛け合うことができる「かも」しれません。「かも」ですが。