就職活動

25卒の息子がこのたび某企業から内定を頂きました。
すでに同社へ入社すると腹を決めたみたい。
2、3日前に「なんで、その会社がいいと思ったの?」と問いかけたところ「雰囲気が気に入ったんだ」と。「その会社だと、君の専攻とはミスマッチの職場に配属されるかもしれないよね」と訊いたら「いい。それならそれで」と。
彼の決心は固く、だったらいいんじゃないかと僕も思いました。高校入学以降、息子はこれまでの人生の様々な選択を自分の責任で通してきたわけですし。

今回内定を頂いたところですが。
名門企業です。
もちろんグループの子会社や海外企業の日本法人みたいな「但し書き」つきではなく、本体そのもの。「名は体を表す」と言いますが、就職先を選定する上で「ブランド」はとても大事な要素です。僕自身、いわゆる大企業やその子会社など色んな企業に勤めてみて、ブランド(但し書きのないブランド)の重要性を噛み締めています。
今回とても立派な企業から「ぜひ我が社に」と熱烈なアプローチを頂き、息子も大変満足している様子です。

父親は子供の就職活動にどこまで関与するべきか?
僕はある程度関与しました。
特に一助になったと思うのが、
 〇ガクチカのネタに関するアドバイス
 〇それぞれの業界の特徴や企業選びの方針に関するアドバイス
学生はどうしても視野が狭くなりがちなので、身近にいる人のサポートはあったほうがいいかと。
就職活動も子育ての一環であって、やはり親が子供に適切な指導をするべきです。一般の家庭では、中学受験に対してやたらと親が子供に関与したがる傾向がありますが、むしろ就職活動のような「大人の言うことが理解できる年齢になってから」こそ、親は子供に必要なメッセージを伝えるべきです。